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アメリカ便り

Back to School -STEAM English Academy アメリカ便り-

9月に入り、朝夕だいぶ過ごしやすくなってきましたね。楽しかった夏休みも終わり、皆さんも新学期が始まって忙しい日々を過ごしておられることと思います。

アメリカでは9月に新年度がスタートしました。アメリカには全国共通の教育制度は無く、州や学区と呼ばれる地域毎に制度が異なりますが、例えば東部では小学校(Elementary)、中学校 (Middle School)、高校 (High School)の6-2-4制が一般的で、この12年間が義務教育となっています。

今日は日本とアメリカの小学校の違いをいくつかご紹介しましょう。ここでは、私立の学校ではなく公立小学校についてお話をします。日本にはあるけれど、アメリカには「ない」ものがたくさん!

  • 入学式や始業式がない:入学前オリエンテーションを開く学校はありますが、日本のような入学式や始業式はありません。全校朝礼のようなもの
  • 制服がない:制服がなく、私服で登校します。また、体操着も上履きもありません。ランドセルというのもなく、多くの生徒たちはお好みのリュックサック(Backpack)を使っています。
  • 教科書がない:アメリカには日本のような認定教科書はありません。低学年は先生が用意したプリント類で勉強します。高学年になると教科書を使い始める学校がほとんどですが、教科書はレンタルが中心です。宿題がなければ生徒は教科書を学校に置いて帰宅します。
  • 時間割がない:日本のような時間割はなく、授業の開始時間、休憩時間、昼食時間と下校時間のみが決まっていて、例えば月曜日はCircle Time、火曜日はLibraryといったような大きな枠組みのなかで授業が行われます。
  • 夏休みの宿題がない:日本では新年度が4月に始まりますが、アメリカでは9月に始まります。6月には夏休みに入り、年度替わりにあたるので、宿題はありません。
  • 掃除がない:日本では生徒が教室の掃除をしますが、アメリカでは生徒が帰宅後に清掃員が掃除をしてくれます。
  • 給食がない:日本のように生徒が給食当番になり、一斉に同じランチを食べるという習慣はありません。生徒はカフェテリアでランチを食べます。
  • クラブ活動がない:日本の小学校のようなクラブ活動はありません。有料の学童保育(アフタースクールプログラム)や習い事はあります。

上記は「ない」ものリストでした。これを見るとアメリカの小学校のほうが楽に見えるかもしれませんが、そうとも限りません。日本にはないけれどアメリカの小学校に「ある」ものもあります。例えば、アメリカの義務教育は「能力に応じた学年に生徒を配置する」という考え方がベースになっているため、小学校でも「留年」となるケースがあります。留年がある一方、学力が十分とみなされれば、場合によっては飛び級が可能なのもアメリカの教育の特徴です。

STEAM English Academyの考え方も同様です。お子様の年齢にかかわらず、お子様のレベルに応じたクラスで授業を受けていただきます。また、独自のメソドロジーにより、アメリカの小学生にも引けを取らない論理的思考力や問題解決能力を、英語を学びながら身に着けていただきたいと願っています。

ぜひSTEAM English Academyでお会いしましょう!

 

アメリカの子どもたちはこのようにカラフルな Backpack を背負って学校に 通っています。
帰宅時間になり、黄色いスクールバスに向けて

 

藤原和博氏セミナー「親は子供に何を残せるのか」

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